肥満だけじゃない!中性脂肪が身体に良くない理由とは?

cyuseishibou

健康診断で気になる項目のひとつが中性脂肪ですよね。中性脂肪の値が高いと動脈硬化などの恐ろしい病気になる確率が大幅に上がってしまいます。

脂肪は人が生きていくためには必要不可欠な栄養の一つです。しかし、今の日本で通常の食生活を送っていれば、まず不足することはないでしょう。問題になってくるのは必要以上の脂肪を摂取してしまう事です。

脂肪は料理を美味しくしてくれます。最近の研究では甘味、酸味、塩味、うま味に加えて第6の味覚として脂味があることが発見されました。人は脂を美味しいと感じてついつい摂取しすぎてしまうんですね。

中性脂肪のことを良く知って摂取量を落とし、美的向上や健康促進を図りましょう。

皮下脂肪も内臓脂肪もほとんどが中性脂肪!

中性脂肪とは?

太りの原因となる体脂肪はほぼ中性脂肪でできています。トリアシルグリセロールやトリグリセリドとも呼ばれているので、健康診断の項目ではTGやTAGと表記されることもあります。

人が生きていくためには脂肪分が不可欠で、食事などで脂肪分や糖分を補給します。このときに適切な摂取量であれば、入ってきた脂質や糖質をエネルギーに変えて消費するので問題はありません。

しかし、摂取する量が多すぎるとエネルギーとして使いきれずに、非常用のエネルギー備蓄として皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられます。蓄えられた脂肪分はほぼ中性脂肪でできています。

メタボリックや病気リスクの要因を排除するためには適切な体重や体脂肪に戻すことが大切です。つまり中性脂肪を落とすことでリスクを減らすことができる訳です。

なぜ中性脂肪が必要なの?

悪く言われることが多い脂質ですが、少なければ少ないほど良いといったことでもありません。現に脂質の一種であるHDLコレステロールには大切な役割あって、血中のHDLコレステロールが少なくなると動脈硬化のリスクが上がることが分かっています。

HDLコレステロールと同じように中性脂肪にも役割があります。使いきれなかったエネルギーを中性脂肪として蓄えておけば何かの要因でエネルギー切れになったときに、中性脂肪をエネルギーに変えることができます。

また外気温の影響を受けて体内の温度が急激に変わらないように保温保冷機能を果たしたり、内臓などが外部からのダメージを受けないために保護機能の役目も果たしてくれます。

中性脂肪をはじめとする脂質にはこういった大切な働きがあります。適切量の脂質をとって健康な生活を送れるようにしましょう。

中性脂肪を落とすには

中性脂肪を落とすには食生活の改善と適度な運動が有効です。

欧米の食生活は脂質が多く、脂肪過多になりやすいです。対して日本食はヘルシーで肥満対策としても有効です。とくに魚に含まれるDHAやEPAは中性脂肪を下げる効果があります。アジやサバ、イワシなど青魚に多く含まれているので普段から食べるようにしましょう。

食物繊維も大切です。食物繊維はコレステロールを排出する働きがあります。こんにゃくや海藻類などの水溶性食物繊維を青魚と一緒にとるといいでしょう。

中性脂肪を増やしてしまう原因としては脂質のほかに糖質も要因となります。糖分の多いお菓子などもできるだけ控えた方が賢明です。

運動も忘れずに行いましょう。辛い運動は長続きしません。まずは自分が気持ちよくできる範囲でウォーキングやジョギング、スイミングなどを初めてみましょう。

まとめ

内臓脂肪や皮下脂肪など体脂肪のほとんどは中性脂肪でできています。

摂取した脂質や糖質がエネルギーとして使いきれなかったものが、中性脂肪として蓄積されていきます。

血中の中性脂肪が多いと動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞、脳梗塞などの病気の危険が高まります。

中性脂肪を解消するためには食生活の改善と運動不足の解消が必要です。青魚にはDHAやEPAといった中性脂肪を下げる効果があります。

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